無意識領域の自分とアート



映画を観て感動したわけでもなく、
ふとした会話の中や、思いがけない言葉に、
また何か言葉を紡ごうとしたときに、何かに触れ、それが胸に詰まって涙が出ることがありませんか。


私たちの「意識している自分」は氷山の一角で、その下にある『無意識領域=潜在意識』こそが本当の自分を作っていると考えられている。
その無意識領域にあるものを、言葉を使わずにアートで表出させることは、フロイト的には「無意識=抑圧された欲望や夢の領域」理性を外し、抑圧を吐き出させることが可能となるとも言えるし、ユング的には集合的無意識からイメージを沸かせ表出させることができるとも言える。

この”無意識に潜む自分”と、”顕在にある自分”との間は実に曖昧で、この二つの繋がりは複雑にできいている。
しかも、二つの関係性によって、人生の充実感や幸福度、生きづらさ等が左右されていく。
複雑にしている理由はその人自身の環境や、固定概念、既成概念である。

私は、アートを通して、感情を遡り感覚の糸のようなものを手繰り寄せ、無意識にある自分と何度も触れ合ってきた。
何度も何度も繰り返し触れ合うことで、手繰り寄せる糸も少しずつ太くなっていくし、たとえ糸口が見つからないような状況に陥っても、そこで完全にバランスを崩してしまうことは無い。
なぜなら、アートは目に見えて内側が表現されるからだ。
糸口が見つからなくても、そこには無意識が現れている。
対話を諦めない限り、無意識に潜む自分を見失うことは無い。


普段、私たちは言葉で自分を縛り不自由にしたり、たくさんの感情を理性で抑えて我慢をし本当の自分を殺す。


”無意識の潜む自分”を見つけ出し、本質を見つめてあげることで、
深いところから癒されるのを感じることができる。
『アート』は、本当の自分と触れ合うことができる一つの方法だ。












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