観察力をつけて本当の癒し空間を作る

以前、ネイルサロンを開いていたころに、ネイルの施術はもちろんのことリフレも施術していたのですが
もともとサロンのテーマには”癒し”がありました。
デザイン技術、施術の技術を磨くことはもちろん、どうしたらここで過ごした時間をいかにお客さんの満足できる時間になるかと考え続けていて、究極の癒しを常々試行錯誤していたのです。
一人ひとりお客さんは違いますし、その日その日でいつも状況も変わります。
そこで、お客さん、サロン(温度、BGM、明るさ、香り)、全体的な状況を細かく注意深く観察していく必要があります。

特にお客さんの、動作、表情、言葉、声、にはより集中して
こちらに違和感のある力(話の内容、手の力加減、目線)が及べば相手はバリアをつくってしまうので
バリアができない自然体でいられる状況を探り当てて接するんです。

そこで、癒しというのがいかに自然体でいれることなのか

ということがわかります。


相手にとって、ひっかかりのない、一緒にいる空間を自然体でいられるように作っていく。それは、
相手の呼吸に合わせる、相手の心地がいいという波動に合わせる、相手の視線のどこに安心感エリアがあるか見つける
話のテンポ、声のトーン、ひとつひとつ丁寧に相手の心地よさを観察して読み取っていくんです。
そして、呼吸を合わせる、というのがポイントで、息を吐くときに動作をする、力を入れる
さらには筆の動きや、お客さんの指を支えている指を変えるときにも呼吸を合わせていく
そこまでしたときに、本当に究極の癒し空間が作れるのです。

子供が小さく、育児とおしごとを両立したいと自宅で5年ほどサロンをひらいていましたが、
0からつくっていった経験はクリエイティブな発想の勉強にはとても勉強になったことのひとつでした。

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