門前仲町にある、なんとも心地の良いビストロを訪れた。
その日は親しい人との忘年会。
いい空間をということでネットで探して見つけてくれた独創作料理のお店だった。
名前はlib(リブ)
”枠にとらわれない食のスタイル”を提案する、国やジャンルの境界を超えた自由な発想のもと感性のままに作られる料理を提供している。
出されるお料理は、まさにアートでクリエイティビティにあふれたものばかりだった。
味はもちろんのこと、食材の掛け合わせやお料理提供までの演出とも言える手元の動きは、全てが凛として完璧に整っている。
そして、それをプロデュースしているのが店内の細部まで目を行き届かせているオーナーシェフだ。
私は何度も彼の目線や気配りに目をやった。
”気配り”という日本語があることに日本の誇りを感じるが、まさに気が届いている状態。
彼のお店(お客さん、料理、スタッフ)への愛、そして自分への誇りでもあり、それらを守る姿のようにもうつる。
だから、目は真剣だ。
物を見据える貫く目を持っていた。
お料理が当たり前に美味しいのも頷ける。
同じように店内の作りにもこだわりを感じる。
場所、空気感、食材や料理の領域において洗練さを感じるのだ。
それは一点を中心として波紋が広がるように。
この日注文した料理は
大黒神島産牡蠣とニンニクの芽のカルティエッラ(パスタ)
(一口目、口中に広がる濃厚な牡蠣の香りで悶絶。)
トントロ パテ・ド・カンパーニュ
(なるほど。メニューを見て思ったけど豚トロが使われているのかな、適度な歯応えを残しつつ食べ応えのある味で脳を揺さぶった。)
キノコのバルサミコ酢マリネ
(口の中を優しさで満たしてくれるような味付けときのこたちのマリネっぷり。)
レバパテ〜無花果のキャラメリゼ乗せ〜
(自由×創作×食材 シェフの魂が込められている逸品)
鮮魚のカルパッチョ
(この日選ばれた鮮魚は鯛、カルパッチョされた鯛の上に載せられた香り高いカリフラワークリーム、びっくりする相性の良さに常識のロックが外れます。)※産地忘れてしまったぁ。兵庫か明石か・・
紅茶ベイクドチーズケーキ
門前仲町を訪れた時には是非お勧めしたい。
良質の空間で
良質の時間を
良質な会話と共に楽しんでください。
