絵と瞑想

絵を描くときの集中力を利用して瞑想状態を体験することについてまとめました。

目次

瞑想とは?

今の瞬間に集中できる状態を自ら創り出して、気づきの状態を導いていくことです。
瞑想の目的は、東洋医学で「気」と言われているような、「エネルギー」が通る状態を意識して、リラックスしつつも満ち足りた状態を作ることです。
絵を描いている時の「集中」を利用して、心のやる気を満たし、幸福感を感じていくことができます。

瞑想が注目される理由

瞑想を習慣にしていた著名人は数多くいて、パッと思い浮かぶところではスティーブ・ジョブズ。
2011年に出版された自伝本では、彼が瞑想を行っていたということが広く知られるようになり、特にビジネスパーソンの間で瞑想ブームが沸き起こりました。
ほかにも、松下幸之助、ビル・ゲイツなど世界的な著名人で瞑想を習慣にしている人は数多くいます。

スティーブ・ジョブズは、瞑想の効果を「捉えにくいものの声が聞こえるようになる、直感が花ひらく」と語っていて、パフォーマンスが向上されることを期待できるということから注目を集めました。

また、瞑想によって期待できる主な効果というものに、ストレスが減る、脳の機能が上がる、睡眠の質が上がる、心配や不安がなくなる、思いやりの心が強くなる、集中力が付く、想像力が豊かになる、物覚えが良くなる、などがあります。
精神や身体にもたらす良い面が多く、その状態自体が充実感をもたらすので、
忙しい日々や、悩みを多く抱える今の時代に必要な感覚としても注目されるようになったかと考えています。

瞑想によって得られる効果・メリット

1.集中力がアップし創造性が高まる

瞑想の効果として「集中力」を高めることができます。
余計なことを考えない状態を創り出すことができるため、結果的に「集中力」を高め、創造することにエネルギーを1点集中させることができます。

2.行動力が生まれる

瞑想によって「今」に集中できる状態を創り出すことで、エネルギーを行動の原動力に使えるようになる、ということと
「今」に集中し自分の状態について客観的に考えることで、安心を手に入れて、行動しても大丈夫という自分への「許可」が出せるようになることも行動力の後押しになります。

3.自分の体の状態を認識できる

瞑想によって呼吸に集中することで、自分の体にも意識が向くようになります。
自分自身に対する認識を高めることができるようになります。

4.精神を安定させられる

瞑想によって今の自分を客観的に見ることができるようになると、常に安心した状態を保つことができるようになるので、自分の精神状態を安定させることができるようになります。

絵・瞑想のやり方・実践方法

ここからは絵を利用して瞑想していくやり方を紹介します。次の手順で行います。

1.静かな環境に身を置き、背筋を伸ばして座る

2.色や線に意識を向ける

キャンバスに無作為に線や色を描いてその形やそれに意識を向けます。
できるだけ外界から余計な刺激を受けないように今見えているものに没頭していく感覚を探します。

3.深い呼吸をする

呼吸に意識を向けた後、深い呼吸ができるように「ゆっくり」「大きな」呼吸をします。
深くゆっくりとした呼吸をすることで、副交感神経を優位な状態にします。

4.余計なことを考えない状態を作る

見ている視点をずっと先の方において、空間(世界)に入り込んでいって
「頭に何も余計なことが浮かばない状態」を作ります。

没入感と集中力を感じたらバッチリ
最初は難しく感じるかもしれないけど、一度感覚を掴めるとだんだんとコントロールできるようになってきます。

色と形の世界に入り込んだら、意識を集中させて見えてくるものを追っていきます。
頭で考えるのではなく、感じたものを色や形で創っていきます。

5.時間は自由に

集中できる時間は個々で違うので、人によっては短い時間の人もいれば、数時間の人もいたり
また日や体調によっても集中できる時間は変わってきます
何度も繰り返し行っていると、自分に合うちょうどいい時間というのも見つかるので
探してみてください。

ちなみに私の場合は、没頭に入るまでに5分、集中時間は平均で2時間〜3時間
長い時で6時間没入時間があります。

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