“人間が殺されない権利”という言葉を耳にした。
虫は?自然は?動物は?
殺されない権利を主張するだろうか?
時々、自然が人間に教えてくれることもあるけど、だまって人間のわがままをそのまま受け入れてくれているよね
人間が勝手に殺して、勝手に反省をして、勝手に自然保護だ、動物保護だ、と訴えている人の姿を
草花や動物は、滑稽に見ているだろうか。
自然保護、SDGs、甚だ偉そうだ。
2023年に訪れた南アフリカで、ある国立公園の研究室にお邪魔させてもらった。
そこには、動物保護区において、どう密猟者から動物たちを守ろうかと学生たちが日々研究学んでいるラボがある。
膝を切り落とされたキリン、角を切り落とされたサイ
いずれも漢方薬にするために密猟者が乱獲していく。
もともとの乱獲はヨーロッパ人や他の国からやってきた支配者たちが狩猟を遊びとして行っていた歴史もある。
目的はどうあれ、人間の欲望は底を知らない。
欲が満ちることはないのだ。
このような足るを知らない人間ばかりで、自然に立ち返って共存することなどできるのだろうか。
権利 とういう言葉を使わない世の中が作れるのだろうか。
ためされている。